自己紹介
みのり鍼灸の小川実子です。
2017年4月「はり師」「きゅう師」の国家資格を取得。
それから地元静岡県、東京都青山、神奈川県箱根町などで経験を積み
2020年8月に「みのり鍼灸」をオープンしました。
自己紹介かわりに
私が鍼灸師となった経緯をお話させていただきますね。
私は20年以上会社員として働いていましたが、体調を崩し休職することになりました。
朝、いつものように支度をして出社しようとするのに
腕が動かない。
毎日当たり前のように着ていた会社用のシャツに
腕が入れられない。
無理やりいれようとすると自分がバランスを崩して倒れてしまう。
いわゆる「適応障害」というものでした。
「どうして私がこんなことに?」
自分自身、自分がそんなに弱い人間とは思っておらず
他人事のようにびっくりしたのです。
「どうして私がこんなことに?」
何十年も乗っていた電車から突然身一つで放り出された感覚。
仕事も、育児もまったく興味がもてなくなった自分。
一回大泣きした後は・・・涙もでない。
自分が自分でない感覚。
「私はこれからどうしたらいいんだろう?」
他人事のように何日もぼんやり考えました。
その時、昔からよく言われていた言葉を思い出したのです。
「じつこちゃんって鍼灸師とか合いそう」
最初に言われたのは高校生のとき。
同級生に言われたと記憶しています。
その後、何度か鍼灸というキーワードが
私の人生に現れるようになりました。
そして、仕事と家庭で燃え尽きてしまった自分の前に
「鍼灸」という言葉がまたでてきたのです。
追い打ちをかけるように離れて暮らす妹からメールが。
「確か、お姉は東洋医学とか興味あったよね。
だったら一度鍼灸の学校に見学に行ってみたらいいじゃない?」
『・・・そうか、一度見学してみてもいいんじゃない?』
そして学校見学にいったところ、勉強はとても面白そう。
『・・・この人生でこんなに鍼灸師というワードがでてくるということは
こちらにススメってことなのかな。』
不思議とそのあたりから自分が自分でないような症状も落ち着きをみせ
なんとか仕事にでられるようになり・・・。
「よし、どこまでやれるかわからないけれども
まずは鍼灸師の資格を取ってみよう!」
それから昼間は仕事、夜は夜学に通う日々がはじまりました。
3年勉強して資格をとり、その間に仕事も退職し。
それからは会社員をやっていたらできないような仕事を
いろいろ体験することに。
(お皿洗いからおまんじゅうの販売からしゃべり仕事から塾のお手伝いなども・・・
会社員をやっていたら体験できなかったことや
出会えなかった方々にたくさんたくさん会えました。)
いろいろな仕事を体験し、たくさんの人に出会いつつ・・・
いつでも鍼灸を真ん中に据えて経験を積んでまいりました。
コロナ前には一年ほど東京青山で仕事をさせていただいていましたが
コロナの影響で地元に戻り・・・・
2020年8月に自宅の一室にて
「みのり鍼灸」を開業。
現在に至ります。
お客様の声より
「身体だけでなく、心も楽にしてくれる場所」
すごくうれしいお言葉ですし
そうありたいと思っています。
もし、あなたがいろいろな症状でお悩みでしたら
一度こちらにいらしてください。
鍼灸も、ボディケアも、お話をさせていただくのも
真心をもって担当させていただきます。
おがわ じつこ